平敦盛

無官大夫
08年年賀状に使用しました。
(配布期間は終了しています)

想定した場面は、
一の谷の戦い前夜、名笛『小枝(さえだ)』を手に取り、月夜の美しさに惹かれて独り奏でる―

そんなイメージです。(そんなイメージを年賀に使ってしまった事をちょっと後悔…)


一の谷の戦いは源義経の鵯越えの逆落としにより、平家の名だたる公達の多くが命を落としてしまいますが、
この敦盛もその中の一人。

―つまり、彼は翌日にはこの世の人ではなくなる。熊谷次郎直実により、名を名乗ることもなく討ち取られてしまうのです。(国語の教科書にも出てくるので、知っている人は多いと思います。)


そんな諸行無常が表せていれば良いなぁ…。




作成日─07/11/28
使用画材─コットマン水彩紙、薄墨、
  リキテックス、ジェッソ、アクリルガッシュ

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